鬼滅の刃・嘴平伊之助の出身地「大岳山」。前回は、五日市駅からアプローチしたのが、ややきつめの道でして。
今回は、御岳山から大岳山を周回するルートで登ってみました。
- 登った山:御岳山(929m)、大岳山(1266.4m)、鍋割山(1094m)、奥の院峰(1077m)
- 所要時間:5時間20分(ケーブルカー御岳山駅発着・迷っている時間をのぞく)
- 低山登山した日:2024年12月30日(月)
【スタート】ケーブルカー御岳山駅
JR青梅線・御嶽駅→バス:御10・御11ケーブル下(滝本駅)行→ケーブルカー:御岳山駅と、電車、バス、ケーブルカーと乗り継ぎ、【9:39】御岳山駅に到着しました。
御岳山駅のある御岳平の標高は831mです。これだけの高さをケーブルカーで稼げるのが、御岳山の魅力のひとつです!
さあ、御岳山→ロックガーデン→大岳山→奥の院を廻り、御岳山駅に戻ってきます(* ̄∇ ̄)ノ
まずは、武蔵御嶽神社にお参り
【9:55】大鳥居に到着
表参道の階段に閉じ込められている鬼さんが、ちょっとかわいそう。
すっかりお正月の準備が終わった本殿にお参りをし
本日登頂する「奥宮」を遥拝所から愛で、さあ!大岳山を目指します。
表参道の石階段の脇にある「岩石園、大岳山」のルートに入っていきます。
岩と苔と滝と川!ロックガーデン(岩石園)
【10:40】七代の滝に到着
【10:52】天狗岩
登った先には、天狗さんがいらっしゃるらしい。が、ギークは途中まで登り、先に進むのをあきらめ、戻ってきました、とさ。
上高岩山、サルギ尾根と、ロックガーデン(岩石園)への分岐点
こんな岩と苔の道を歩いていく。途中にはテーブルとベンチがあるので、ゆっくり休めます。
綾広の滝。少し変わったかたちの鳥居ですね。
鬼滅の刃・嘴平伊之助の出身地!大岳山へ
植林をたんたんと登ります。
ゴツゴツした岩と、木の根っ子(* ̄ー ̄*)
愛嬌のある狛犬さん!大岳神社にお参り
【12:19】ここまでは(天狗岩をのぞけば)登山初心者さんでも、ハイキング気分で歩けると思う。
小さな祠の前には
何度見ても狛犬がかわいい(* ̄ー ̄*)
実は、ここから先が大岳山の難所です。ワイルドな岩登りが続きます。無心に岩をよじ登る!
岩場のダイナミックさから、嘴平伊之助くんの出身地になったのかも知れません。
富士山がドーン!大岳山山頂からの絶景
今日も富士山が美しいこと。
富士山を眺めながら、もってきたあんドーナッツと、売店で買った芋羊羹をかじりひと休み。
先程の岩場を慎重にくだっていきます。
この木の鳥居が大好きです。
途中までは、来た道を戻ります。
【13:32】鍋割山・奥ノ院への分地点に到着
気分よく歩ける(* ̄∇ ̄)ノ
鍋割山から奥の院へ!違う道に進んでしまう(泣)
【13:46】鍋割山に到着。
ここまでは、順調だったのですが…何故か違った道に進んでしまいまして。
ピンテや、黄色、白のテープに導かれ、黒薙窪ノ頭→白薙窪ノ頭→中目木山のちょっと先まで行きまして。
途中でどこからか「おーい」と言う神の声が聞こえ、冷静になり「あのピンテは、植林のピンテかも?」と思い。やっと地図を開いたところ「・961」「・836」と標高のみの記載で登山道の表記はありません(ノ_・。)
来た道を戻るのは、あまり好きではないのですが(苦笑)戻ることにしました(* ̄∇ ̄)ノ
【15:25】無事に鍋割山に戻ってきました。1時間40分くらい彷徨っていた訳です。あーっ。
家に帰ってきて調べたところ、中目木山からそのまま突き進んでも大楢峠→タワ山→城山→鴻ノ巣駅まで約2時間半くらいでたどりつけたようではあります。が、日が落ちつつある中「この道でよいのか」と、疑心暗鬼になりながら歩くには、長すぎる時間です。自分にとっては戻って正解でした。
標識がきちんとあるのに、なぜ違う道に行ってしまったのか?自分でもよく分かりません。「魔が差した」のか、祠に呼ばれたのかも知れません。
奥の院を経て、御嶽神社に帰還。ほっ
【15:35】奥ノ院山頂への道しるべ。ここから進むと、ロッククライミングと言っていいような岩登りが待っています。
岩をよじ登って、奥ノ院に到着。御嶽神社から奥の院が見えなかったのですが、このコンパクトさなら見えなくて当然かと。
岩場が「ちと、つらいかも?」と思ったら、別の道、迂回路がありました。上の分岐点で、御岳山(長尾平)方面に進み、赤い祠の横を登るとたどり着けます。
【16:09】神社の鳥居と、猿の腰掛の木があるところまで下りてきました。この日の日没時間が16:40くらいだったように思います。
暗くなる前に、御嶽神社まで戻らないと!と必死で歩いていたためあまり写真はありません( ̄∇+ ̄*)
道を間違えたおかげで、鳥居越しの夕焼けを眺めることができました。
【ゴール】ケーブルカー:御嶽山駅
【16:42】御嶽山駅に到着。
ケーブルカーで、下界へと戻っていきました。
【まとめ】御岳山と大岳山を変則周回した登山コース
鬼滅の刃・嘴平伊之助さんの出身地「大岳山」を御岳山からアプローチしました。大岳神社を超え、大岳山の山頂までの岩登り、鎖場がワイルドにあります。伊之助さんは、このような場所で鍛えられたのでしょう。
慎重に、焦らず、ゆっくりと譲り合いながら登れば、登山初心者さんでもさほど危険なく登り、下れると思います。
JR五日市線・武蔵五日市駅→バス停:大岳鍾乳洞入口から、鋸山を経て、奥多摩駅に抜けるコースより登り降りする標高差が少ないため、楽でした。できるだけ負担が少なく、鬼滅の刃の聖地巡礼をしたいなら、御岳山経由で大岳山を登ることをおすすめします。
▼大岳山!武蔵五日市駅から奥多摩駅へ鋸山経由で登山したきつい【7時間】ルート
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