涼を求めて、棒ノ折山(棒ノ嶺)に登ってきました。前回登ったときは熱中症になりかけたので、今回はアクエリアスと水分をたっぷり、そして梅干し系の行動食も持参し準備万端で棒ノ折山へ向かいました。
- 登った低山:棒ノ折山(棒ノ嶺)969m
- 地元サケ:CARVAAN(カルヴォーン)のクラフトビール
- 所要時間:4時間26分(ノーラ名栗・さわらびの湯バス停)
- ハイキングした日:2025年9月21日
【スタート】ノーラ名栗・さわらびの湯バス停
【8:23】西武池袋線 飯能駅から国際興業バス「名郷(湯の沢)」に乗って、さわらびの湯バス停で下車します。7:34発のバスに乗ったのですが、混んでおらず楽勝で座れました。
バス停近くのトイレを済ませて、靴紐を結び、日焼け止めスプレーを塗り、出発します(* ̄∇ ̄)ノ
【日本初のトンネル式洪水吐】有間ダム
【8:33】歩き始めてしばらくすると、有間ダムが見えてきます。
こちらの有間ダムは、日本初のトンネル式洪水吐なのだそう。右側が名栗湖で、ダムの左側には「洪水吐き(貯めた水を吐き出す部分)」がありません。
しばらく行くと「洪水吐き放流設備」があり、水位が一定以上になると、水がトンネルを伝って放流される仕組みになっているそうな。先程歩いてきたダム天端から見える部分に洪水吐きがなかったのは、そのためなのでしょう。
ちなみにこの「トンネルと洪水吐の設計と施工」は、昭和57年度(1982年)に土木学会賞を受賞したのです。地味にすごい!
白谷沢登山口から棒ノ嶺に登る
【8:44】白谷沢登山口から本格的な登山道へ
ダムを通り過ぎてさらに進むと、左側に白谷沢登山口の看板が見えてきます。
熊鈴をつけて、深呼吸。木の根っこに微笑みながら、登っていきます。
清涼感に包まれながら、白谷沢を沢登り
【9:06】いよいよ沢登りがはじまります。
緑と茶色やグレイの世界。
滑るので、流れに脚をとられないように気をつけながら、岩の間を進む。
どんどん緑が濃くなっていく(* ̄∇ ̄*)
このあたりで、沢とは別れを告げ、山道を歩いていきます。
林道横のベンチでひと休み
【9:52】コンクリの道にでたあたりでベンチが複数あり、ここで一息。持参した梅干し系の行動食で塩分補給をしっかり行います。
【10:15】岩茸石(は、この写真の後ろにあります)に到着し、振り向く感じで権次入峠、棒ノ嶺の山頂を目指します。
まき道を歩いたため、気がついたときには権次入峠は結果的にパスしていました。
木の根っ子と岩を滑らないように、登っていきます。
棒ノ嶺・棒ノ折山(969M)に到着!ぐるっと絶景
【10:39】頂上は開けており、ぐるっと眺めを愛でることができます。
多くの登山者たちがくつろいでいました。
絶景を愛でつつ、もってきたどら焼きを食べ、休みました。
権次入峠を経由して、平尾根経由でくだる
【11:05】登りで通過しなかった権次入峠に立ち寄り。
【11:27】岩茸石から、河又バス停(河又峡)方面を目指します。
下山は、経由して平尾根を通るコースを選びました。
平尾根は、緩やかな下りが続く初心者向けのルートです。ただし、落ち葉や木の根っこで滑りやすい場所もあるので、足元に気を配りながら慎重に進みます。
【ゴール】さわらびの湯
【12:39】百日紅の美しい登山口に到着しました!
平尾根をひたすら下り、百日紅(さるすべり)の美しい登山口に到着!ここから「さわらびの湯」まではもうすぐです。。
【13:34】さわらびの湯で汗を流してサッパリしたら、バスで飯能駅へ。
運良く、アニメ「ヤマノススメ」のラッピングが施された「ヤマノススメ号」に乗ることができました。
【下山メシ】CARVAAN CRAFT BEER & GRILLで地ビールとポテサラ
【14:24】飯能駅に到着したら、お楽しみの下山メシ!駅前の「CARVAAN CRAFT BEER & GRILL」へ。CARVAANさんは、飯能渓谷で自社でクラフトビールを醸造しています。
地ビールと日出づる国のポテトサラダで、登山の疲れを癒しました。
【まとめ】棒ノ折山×登山初心者におすすめの沢登り
棒ノ折山は、白谷沢コースで沢登りを楽しんだり、平尾根でハイキングを楽しんだりと、様々な楽しみ方ができる山です。
初心者でも安心して楽しめるので、ぜひ挑戦してみてください。
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