長すぎた残暑が和らぎ、曼珠沙華(彼岸花)が秋の訪れを告げてきました。以前に、日和田山に登った時に「曼珠沙華の満開時に、金刀比羅神社の鳥居越しに巾着田を眺めてみたい」と思いまして。実現すべく、高麗へでかけました。
せっかくなので、前から気になっていた横瀬町の寺坂棚田にも足をのばしました。
- 登った低山:日和田山(305m)
- 所要時間:3.25時間(西武秩父駅高麗駅→巾着田→日和田山→高麗駅)
- 下山ドリンク:かぼすドリンク@高麗駅前DELICA TEN・SEN)
- 下山メシ:ヨコゼ豚みそ丼@ENgaWA駅前食堂
- ハイキングした日:2024年9月30日
【スタート】西武秩父線:高麗駅
【9:05】西武秩父線:高麗駅をスタート。
【9:17】巾着田の有料ゾーン以外でも、近くまでくると曼珠沙華が美しい。
平日で、天気がよくないせいもあり、有料ゾーンの入り口ではならばずに、スムーズに入れました。
ひだか巾着田に到着!曼珠沙華が見頃を迎えてました
まだ、蕾も見られるものの、見頃を迎えた印象です。苔が美しい木の残骸と一緒に撮影してみた。
クリスマスカラーなのに、和の美
たぶん、あれが日和田山!
晴れてきた!さあ、日和田山に登りますわよ!
巾着田から日和田山へ!登山(ハイキング)コースは、男坂を登る
田部井淳子さん記念モニュメント
【10:30】日和田山登山口の手前にある「田部井淳子さん記念モニュメント」に到着。田部井淳子さんは、登山家で、1975年に女性で初めて世界最高峰のエベレスト(8,848m)の登頂に成功した人です。日和田山で訓練をしながら最終的にエベレストに登頂したそうな。「日和田山からエベレストまで」と刻まれています。
西武秩父線武蔵横手駅から登る「物見山ルート」では2回、日和田山に登り、高麗駅に降りてきたことがあります。が、高麗駅・巾着田方面から登るのは初めてです。
一の鳥居から【男坂】で二の鳥居:金刀比羅(ことひら)神社を目指す
【10:41】日和田山の登山口から10分ほどで金刀比羅(ことひら)神社の一の鳥居に到着。日和田山の登山道は、金刀比羅神社の参道を兼ねている感じです。
二の鳥居から下を眺め、岩場っぷりにビビっていた男坂から登ります。下るのは怖くても、登りなら大丈夫かな?と変な自信があったので♪
「男坂」、頭の中では「漢坂」。坂というより岩場。小さな祠があったので、無事を祈り、登山開始。
大好きな木の根っ子♪
このあたりで、下ってきた方が、滑って転んでいたので、気をつけましょう。(すぐに起き上がり、普通に歩いていたので大事にはいたってないと思われます。)
「低山」となめてかかると痛い目にあいそう。
岩に直書きで「○」「→」「×」などと書かれているので、その通り登る。
石段もあり
「もう少し」と励まされ
登っていくと…
【11:05】金刀比羅神社の二の鳥居が見えました!
巾着田に曼珠沙華が咲き誇っている時期に、日和田山に登りたかった理由がありまして。金刀比羅神社から、赤く染まった巾着田を見たい!と思ったからです。
今回登って、曼珠沙華の群生地は、巾着田の袋の部分ではなく、底の部分だ!と言うことを正しく理解しました。
日和田山山頂へ
【11:23】ひと休みしたあと、金刀比羅神社にお参りをしてから、頂上に向かいます。
日和田山頂上は、絶景!
【11:32】日和田山の山頂に到着
ネット情報だと、305mなのですが、302mになってます(苦笑)。どっちが正しいのでしょうか?
なかなかの絶景ですが、ひとが多かったので速攻下山へ。
富士見岩、富士見の丘ルートで降りてこよう!と思っていたのですが…道を間違え、二の鳥居に戻ってきまして。
これも何かのご縁!と、女坂で降りてきました!
下山ドリンク:日高産○○サイダー!?@高麗駅前DELICA TEN・SEN
【12:19】西武秩父線:高麗駅に到着。
横瀬駅に向かう電車まで時間があったので、高麗駅前にできたいたDELICA TEN・SENさんでドリンクをいただきました!地元日高さんのかぼすorすだちをつかったサイダーが、美味でした!
横瀬(よこぜ)の寺坂棚田で、曼殊沙華(彼岸花)咲く里山を堪能
【13:16】西武秩父線に乗り、西武秩父駅の一つ手前、横瀬駅で下車。西武秩父線の4000系の正面はヘッドライトが目で、その下が赤くて、ほっぺに見える。
ここから20分ほど歩いて寺坂棚田に到着。横瀬町は「日本一チャレンジする町」なんだってさ。
棚田の太い道を散策できます。こうやって稲を干すのですね。見る分には「のどかな風景」ですが、農家さんにとっては「体力の必要な仕事」なのかも知れません。
お米はお店で売っていますが、それは自然の恵みと農家さんのご尽力と、流通のひとのお力でなりたっている仕組みで。感謝です。
左に映っている濃いピンクの曼珠沙華は生まれて初めて見ました!
秋桜(コスモス)を見たら、山口百恵さんの秋桜(コスモス)が脳内リピート開始!
全体像はこんな感じ。秩父の象徴;武甲山と、三菱マテリアルの横瀬工場、棚田、干した稲、曼殊沙華とそこで暮らす方たちのおうち。
日本の秋で、いつまでも残してほしい風景です。
三菱マテリアルの横瀬工場は、工場夜景でも人気のようです。
下山メシ:ヨコゼ豚みそ丼@ENgaWA 横瀬駅前食堂
【14:34】西武秩父線:横瀬駅に戻り、駅の隣にある「横瀬駅前食堂」で「ヨコゼ豚みそ丼」をいただきました。埼玉県初のどぶろく特区の「花咲山」と
秩父在来大豆「借金なし味噌」、横瀬産のお米を使った豚みそ丼です!
飯能や、秩父エリアの食にハズレはありません!おいしくいただきました。
【まとめ】曼殊沙華(彼岸花)×巾着田×日和田山×寺坂棚田
西武池袋沿線で暮らすと、巾着田のポスターを見ると「秋だね」と思うようになります。きっと。さらに横瀬の寺坂棚田まで足をのばすと、日本(ニッポン)の原風景とも言える里山を愛でることができます。
秋を満喫しに、でかけましょう♪
▼日和田山に、物見山コースで低山登山したブログ記事( ̄∇+ ̄*)
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