「そう言えば山百合が咲くころだよね」と、美の山(蓑山)へ低山登山・ハイキングに行ってきました!秩父鉄道・親鼻駅からスタートし、汗をかきつつ、暑さにへこされそうになりながら、白い花に癒された約3時間の道のりをご紹介します。
- 登った低山:美の山(蓑山)(581.5m)
- 所要時間:2時間50分(秩父鉄道:親鼻駅→皆野駅)
- 低山登山した日:2025年7月26日(土)
【スタート】秩父鉄道・親鼻駅
【9:17】旅の始まりは秩父鉄道の親鼻駅。郷愁を誘う駅舎になつかしさを感じつつ、先を急ぎます。
駅を降りて右手を見ると、案内板があるのがありがたい!
【9:23】しばらく歩くと、萬福寺に到着。ここには、山道にはいるまでの最後の観光トイレがあります。
印象的だったのは、咲き誇る百日紅(サルスベリ)。鮮やかなピンク色が青空に映えてます。箕山では、真夏でも花が咲いているのかな?と期待が募ります。
萬福寺、そして美の山山頂(581.5m)へ
萬福寺を後にし、いよいよ本格的な山道へ。ここからは「関東ふれあいの道」を使って美の山を目指します。整備された道は歩きやすく、夏の緑の中を汗だくになりながら、暑さに凹みながら、ゼイゼイ言いつつ登っていきます。
登山道には、随所に道しるべがあるので迷うことはないでしょう。
いったん舗装路にでて、再び登山道に戻ります。
【10:24】茶色と緑、たまに空の世界を登っていくと「みはらし園地」に到着。日陰のベンチに腰かけ、しばし水分とクエン酸を補給して休憩。
熱中症にならないように、こまめな水分補給、栄養補給をしています。
さらに進むと、ひっそりと佇む池が見えてきました。小鳥のさえずる森のサンクチュアリです。虫の少ない季節ならベンチでひと休みするのもよいでしょう。
季節ごとの花で知られる美の山です。道端微笑む可愛らしい紫のお花は目につきましたが、ここにきてはじめてまとまった花たちを見ました!
まだまだ咲き誇る紫陽花と、少しアンティークなレースのような紫陽花とが目に優しい(* ̄ー ̄*)
そしてついに、今回の主役であるヤマユリを発見!野生なのにこの豪華さ!
ガクアジサイ越しの山々の美しさときたら。
美の山頂上エリアで圧巻のヤマユリ(山百合)
【10:52】美の山頂上エリアのあちこちには、山百合が咲き誇っていました。
もちろんピークハントも忘れません!美の山の山頂を踏破し、達成感を味わいました。
山頂碑付近にも美しい山百合たち。
ユリ越しの山々。
いつもはひとが多い美の山ですが、暑さのためかひとがあまりいません(; ̄ー ̄A
これほどゴージャスな存在のユリを見ることができるのに、もったいない。7月末の美の山おすすめですよ。
可憐な白い花!榛名神社
【11:24】今回は秩父鉄道・皆野駅方面に下っていきます。榛名神社に近づくにつれ、深い緑の葉から、シュッと花茎がのびた、白い小さな花々が目に止まりました。オオバギボウシというそうです。その涼しげな姿が心に沁みわたりました。
眺めのよい展望台もあるので、ここでひと休みしてもよいでしょう。写真では分かりづらいかもしれませんが、トンボが飛び交っています。わあ。
箕山神社経由で下山するよ
【11:43】箕山神社に参拝して、表参道経由で下山します。
長い石階段の下り振り向いたところ。威厳があり、思わず背筋がシャン!と、のびます。
この道は「丁目石」が点々と残されており、昔の人がこの道をどのように登っていたのかを想像しながら歩くのがとても楽しいです。歴史を感じる道のりをゆっくりと下っていきます。
山神社の小さな祠にも手を合わせ、皆野駅へ下って行きました。
【ゴール】秩父鉄道・皆野駅、充実の3時間
【12:24】無事に皆野駅にゴール!次の目的に向かう列車にちょっとした時間差で乗りそびれ(涙)でも、貨物列車を見れてよかった(* ̄∇ ̄*)
次の目的地:深山の花園のある「武州日野駅」へ向かいます!
【まとめ】山百合を満喫!真夏の美の山♪充実の3時間
秩父鉄道・親鼻駅からスタートし、萬福寺、美の山山頂、そして榛名神社や箕山神社を巡る約3時間の道のり。ヤマユリはもちろんのこと、様々な花々や歴史的な道、そして石灰石を運ぶ貨物車を見ることができ、よかったです。
真夏の美の山は、ヤマユリ以外にも魅力があります。何よりも人が少ない!ぜひ皆さんも、真夏の美の山に足を運んでみてはいかがでしょうか?
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