全長25kmを誇る「飯能アルプス」は、1日で歩くには覚悟と体力が必要です。嬉しいことに、エスケープルートがたくさんあるので、セクションは行くで踏破することができます。
今回は、飯能アルプスの北西、伊豆ヶ岳から、子ノ権現まで縦走しました(* ̄∇ ̄)ノ13kmほど地味にアップダウンが続き、何だか膝にきました。
- 登った山:伊豆ヶ岳(851m)、子ノ山(子ノ権現/640m)など
- 所要時間:5時間52分(西武秩父線;正丸駅発→小殿バス停着)
- 低山登山した日:2025年12月29日(日)
【スタート】西武秩父線:正丸駅

【9:01】寒さで早起きするのがつらく。遅めのスタートになりました。
日の短い年末の6時間コースで、なかなかの度胸です( ̄∇+ ̄*)
大蔵山コースで、伊豆ヶ岳山頂を目指す

【9:20】20分ほどコンクリの道を進み、伊豆ヶ岳登山口(大蔵山コース)へ到着。真っすぐ進むと、正丸峠経由で伊豆ヶ岳へ登る登山口へたどり着きますが、今回は大蔵山コースで登るべく、岩と祠の前を左にはいっていきます。
▼【過去記事】正丸駅→正丸峠→伊豆ヶ岳を周回した5時間コース


小さな落差の滝が続く渓流横を登っていきます。

あまり、カメっぽくない「亀岩」。

【9:58】看板が傾いておりますが「大蔵山(720m)」を通過。

樹林を進む。

【10:08】五輪山。ベンチがあるので、ひと休みしてもよいでしょう。今日1日でものすごい数のピークをハントできそう(* ̄ー ̄*)

崩れやすそうな男坂(鎖場)を避け、右のゆるやかな女坂に進みます。

とは言え、岩登りも。ハイキングだけでなく、スリルも楽しめます。

【10:20】正丸駅から1時間20分ほどで伊豆ヶ岳の山頂に到着。ひとやすみしましたが(ノ ̄□ ̄)ノあまり広いピークではないので、次の古御岳やで休むことをおすすめします。
10分ほど休んで、道しるべにある「天目指峠」を目指して出発します。
天目指峠を目指して下るはずが…

しばらく進むと「武甲山」ドーン!に出会えました。石灰石がベンチカット工法で採掘されているようすがよく見えることと言ったら!

木の根っ子道

【10:52】古御岳(830m)の山頂に到着。
こちらは眺望が開け、ベンチも多数あります。伊豆ヶ岳の山頂で休むより、古御岳の山頂でひと休みすることをおすすめします。

しばらく行くと、またしても武甲山が見えました!
樹林→開けたところを繰り返し進みます。

【11:21】高畑山を通過。ここにもベンチが複数ありました。

牛さんのような電波塔?

中ノ沢ノ頭(イモグナの頭)

ここの分かれ道が分かりづらい!伊豆ヶ岳方面からすると、このような感じに道しるべが見えます。「山道」ってなんだよっ!?
立ち止まって「YAMAP」さんにきくと、来た道からは見えない道しるべに「天目指峠」への案内があります。右の道を斜め前下に進むイメージです。

「天目指峠」へ到着。ここもちょっと道を間違えやすいかと。
コンクリの道を渡り、赤いコーンの通せんぼの手前を右後ろに登っていくイメージです。一部木の階段が崩落していても、臆せず進みましょう。

目に見える風景が変わるので飽きがこずに進めます。

ここを登るかいっ!と軽く凹み

木の階段もあり。
伊豆ヶ岳が「851m」、子ノ山(子ノ権現)が「640m」なので「あとは下り」と思っていました。が、けっこう登りも多いです( ̄- ̄;)

小さな祠に手を合わせたあとに、木の鳥居があります。
子ノ権現で足腰守護の神仏に手を合わせる

【13:01】実は、子ノ権現の手水鉢の横辺りに到着したのですが、せっかくなので鳥居までやってきました。お寺なのに、鳥居があるのです。なんせ1000年以上の歴史があるのですもの。神仏習合のなごりがあるのかもしれません。

子の権現の正式名称は「大鱗山天龍寺」。火災と腰から下の病気に霊験があるとして1000年以上信仰されてきました。

咲き誇る椿越しの山が青い(* ̄∇ ̄*)

奥ノ院にもお参り!奥の院のそばには、空気が澄んでいたらスカイツリーが見える展望台があります。絶景好きには堪らないと思うので、見て行ってね。

日本一の鉄わらじと、下駄も記念撮影しました。

【13:21】福寿草発見!春を告げる花のイメージがあるのですが、12月末に咲いていました( ̄□ ̄;)
14時でもうす暗い!膝痛をかばいつつ下山

日が差していない場所は、まだ14時台なのにうす暗く。ビビりながら下ってきました。左膝にきたので、負担がかからないように利き足の右足重心でゆっくりゆっくり下って行きます。
【ゴール】小殿バス停

【12:56】小殿バス停に到着。上り下りの高低差に苦笑いしながら、2025年の登り納めをしましたとさ。

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