秩父エリアには「鬼滅の刃」を彷彿させる場所が、たくさんあります。
- 主人公の竈門炭治郎の出身が秩父にもまたがる「雲取山」と同じ
- 「SLパレオエクスプレス」が走っている
- 武甲山御嶽神社里宮(横瀬町)の「里宮の神楽」が、戦前は講中に、炭焼きをしている人が多くいたので、「炭焼き神楽」とも呼ばれており「ヒノカミ神楽」を思い出させる
公式にモデル、舞台と宣言されている訳ではありませんが、作品を思いながら訪ねるのも楽しい推し活です。
今回は、三峯神社の参拝前に、竈三柱神社(かまどみはしら)を参拝しました。
▼雲取山に1泊2日で登山したよ
【アクセス】西武秩父駅or秩父鉄道・三峰口駅から西武バス「中津川線」に乗車
西武秩父駅のバス乗り場。手前の6番乗り場ではなく、奥の5番乗り場です。
乗るのは、8:20出発の「中津川線」
竈三柱神社(かまどみはしら)の最寄りのバス停は中津川線「下大輪」です。「中津川線」は本数が少なく、基本西武秩父駅発ではなく、秩父鉄道・三峰口発です。
ギークは西武池袋線住みで、丁度よい時間にバスがあったので、土日西武秩父駅8:20出発のバスに乗れました。
中津川線は、下記のバス停が連続しています。
- 下大輪:竈三柱神社近く
下大輪、大輪の間に竈三柱神社はあります。 - 大輪:三峯神社の表参道近く【三峯神社行きの急行バスも停車する】
- 岡本:三峯神社の裏参道近く
土日だと、大輪に停車する三峯神社行きの急行バスは、西武秩父駅8:00、8:30、9:10発です。三峯神社行きの急行バスに乗車→バス停「大輪」下車して竈三柱神社に向かう手もあります!
※三峯神社行きの急行バスは、待っているひとが乗車できるように、2台、3台やってきます。座れなくても、乗れないことはなさそうです。
>西武バス 秩父エリア 時刻表
※三峰口・三峯神社 中津川方面をタップorクリック
※時刻表には「主なバス停」しか掲載しておらず、下大輪、岡本は掲載されておりません。
西武バス「下大輪」から竈三柱神社まで歩く
ギークが乗車したときには、中津川線は空いており、楽勝で座れました。
【9:05】バス停「下大輪」に到着。
道の駅大滝温泉まで3kmなので、竈三柱神社に参拝したあとに温泉につかるのもよいかも知れません。
バス停「下大輪」から竈三柱神社までは、乗ってきたバスを追いかけるように、バス停「大輪」方面に歩きます。
【9:08】竈三柱神社の道向かいに到着しました。
鬼滅の刃を想起!?竈三柱神社の御由緒
赤でも白でもなく緑がかった褐色の鳥居が迎えてくれました。
御由緒によれば、弘仁年間(810~824)に「三宝荒神神社」として創建された、と伝えられています。もともとは東国の女人高野として信仰を集めている臨済宗大日向山大陽寺の境内に祀られておりましたが、明治維新後、現在の名前に改称の上、同寺に隣接した村の共有地に移され、旧大滝村の村社となりました。
が、鎮座地が不便だったため1941年に、現在の鎮座地、和田神社(古くは妙見社と称す)の旧境内地に移されて今にいたってます。
祭神は、火産霊神・奥津比賣神・奥津日子神の火神三神に、和田神社の少彦名命を加えた4神なのだそう。「三柱」は、火神三神のことなのでしょうか?
鬼滅の刃好きとして、火神三神が気になったので、調べたところ
- 火産霊神(ほむすびのかみ)
→火の神 - 奥津比賣神(おくつひめのかみ)
奥津日子神(おくつひこのかみ)
→竈の神
竈門炭治郎のヒノカミ神楽には火がでてきますし、竈家の家業・炭焼きは、竈に直結しますよね。めちゃくちゃご縁がありそうで、嬉しい。
ちなみに、臨済宗大日向山大陽寺は、天空の寺大陽寺だと思われます。
宿坊などをしているようです。
鬼滅の刃を妄想しつつ、竈三柱神社を参拝
御由緒をみると、1200年以上の歴史をもつすごい神社なのですが、境内はこじんまりとしています。
拝殿かな?
神楽殿と読めないこともない。
元からあった和田神社。
1200年に渡り、この地を守ってきたんだな。
ひとがいなかったので、御朱印はいただけず(涙)。
鬼滅の刃と結び付け、妄想するのが楽しかったです。
いくら鬼滅の刃好きと言えど、便利な場所とは決して言えず、小さな神社です。
「竈三柱神社」のみ訪問するより、三峯神社の表参道または、裏参道と一緒に訪れることをおすすめします。
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