憧れの日本百名山「両神山」に、日向大谷口をピストン、往復するコースで登ってきました。両神山登山の一般的なルートです。「今ならアカヤシオが綺麗らしい」と、登る決意をしました。両神山を登りたい方の参考になると嬉しいです(* ̄∇ ̄)ノ
- 登った低山:両神山(1,723m)
- 所要時間:7時間13分(小鹿野町営バス「日向大谷口」発着)
- 下山サケ:両神山荘さんで缶ビール
- 登山した日:2025年5月1日(木)
両神山の登山口【日向大谷(ひなたおおや)口】に小鹿野町営バスでアクセスしました
アクセス方法を説明したところ、長くなったので、別の記事にまとめました。

【スタート】小鹿野町営バス「日向大谷口」バス停
【8:50】はじめての両神山!と言うことで難易度の高くなさそうな「日向大谷口」から往復する登山コースを選択しました。できれば【15:10】のバスで帰りたい(その次は17:15で、日帰りできる最終便)のですが戻ってこれるかな?
ちなみに、バス停とトイレは少々距離が離れています。登山口への近道を登って、少々下った場所にあるので利用する場合は気をつけてください。写真は、登山口付近の鳥居です。山頂付近にある両神神社の本宮、山頂の奥宮へと続きます。
新緑が眩しい中沢渡り!清滝小屋まで石碑、石像を拝みながら登る
【9:19】会所に到着し、さっそくひと休み。
ここまでも滑る岩場や、地味に削られるアップダウンがありました。同じ道で下ってくるので、最後まで気の抜けない登山になりそうです( ̄∇+ ̄*)
両神山は「山岳信仰」のイメージでしたが、実は沢渡りをたっぷり楽しめます。足場の確保を慎重に滑らないように。
登山道には石像や、石碑が並んでいます。手を合わせながら歩きました。
苔むした岩と流れる川と。
【10:03】歩き始めて1時間ちょい、しんどくなったので、こちらの「十八丁目 霊空蔵童子」さまの横でひと休み。疲れる前に休むのがコツです。
岩や木の根で滑ったり、足をひっかけないように下を見て歩くと、かわいらしい植物たちが目につきます。黄色の四角が整列しているお花は「コガネネコノメソウ(オオコガネネコノメソウ)」というそうです。
弘法之井戸では、水分補給ができます。写真には写っておりませんが、左上の岩の上には弘法さまが道行くひとを見守っています。
【10:57】歩き始めて2時間弱で清滝小屋に到着。シャクナゲ(石楠花)かな?もう少ししたら見頃になりそうです。
清滝小屋にはトイレもあり、ベンチやテーブルがあります。ここでもひと休みしました(* ̄ー ̄*)
両神神社本宮までたんたんと登る
ぜいぜい言いながら登っていきます。石碑、石像、お花を見つけては写真を撮りながら休みます。変化があって、飽きないのが救いです。
ハシリドコロだとしたら、毒性があるため食べると錯乱して走り回ることになるそうです。決して邪な欲望を抱き、実行しないように。
岩の上で育つ樹木
【11:50】両神神社の本宮に到着。狛犬ならぬ、狛狼が見守っていました。
ここでもベンチがあったの、ひと休み。何かもう休んでばかりいますわᐠ( ᐪᐤᐪ )ᐟ
両神山山頂まで続くアカヤシオ!ピンクの花に励まされる
両神神社までほんとつらかったのですが…ピンクのかわいらしい花「アカヤシオ」を見た瞬間テンション↑↑↑上がりまくりです。
これまでの疲れが一気に吹っ飛び心の底から「来てよかった」と思いました。
この山道は歩いていて楽しかった。
両神山の山頂には両神神社の奥宮が!絶景も愛でよ
【12:27】やっと両神山の山頂(1723.5m)に到着!右上の山頂碑を見かけますが、実はその後ろに木製の山頂碑があります。そして、両神神社の奥宮があるのできちんと手をあわせましょう。
緑色の看板の裏側に、ちょっとしたスペースがあるので、そこで長めの休憩をとり、15:10のバスに乗ることを完全に諦めました。
追い抜かれたり、追い付いたり。ほぼ同じようなペースで登って下りたお姉さんに「ここからの景色がきれいだよ」と教えていただき、撮影しました。感謝。
滑落注意!油断せずに注意深く下る
「あとは下るだけ」なのですが、岩が滑ったり、鎖場は下りるときのほうが注意が必要だったりで、慎重に下っていきます。
馬酔木(アセビ)かな?葉や茎には、毒が含まれており、馬が食べてしまうと毒にあたって酔ったようにふらふらとした足取りになることから、漢名「馬酔木(アセビ)」と呼ばれるようになったそうな
ヤマエンゴサク(山延胡索)かな?
コリダリス・ルテアだと思う。筒状のお花が珍しい。
何度も景色のよいところ、ベンチのあるところで休みつつどうにかこうにか下ってきました。
【下山メシ】両神山荘さんでビール
【16:02】16:00前にバス停近くまで戻ってきました。悲しいことに、16:00台のバスはなく、次のバスは17:15出発です。あー。
日向大谷口登山口の入り口にある「両神山荘」さんは、宿泊せずとも、ビールや飲み物などもいただけます。ビールを購入したところ「しょっぱいものをどうぞ」とおつまみをつけてくれました。
両神神社の里宮なのかな?
バスの出発までだいぶ時間があるので、近くに合った神社に行ってみました。
向き合っていない狛狼たち。
左側の建物が本殿で、右側が神楽殿っぽい。長い月日を重ねてきたものだけがもつことができる風格を漂わせていました。お参りをしたあと、バス停の近くの東屋に移動して待ち、17:15のバスに乗って帰ってきました。
【地図】両神山を日向大谷コースで登ったルート
▼百名山のひとつ「雲取山」に登ったよ。


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