秩父・羊山公園で芝桜を愛で、お花や、神社、仏像、お寺など見どころが多い琴平丘陵ハイキングコースを歩いてきました。「ハイキングコース」とは言え、山伏たちが修行をしていたエリアを通過します。覚悟してでかけましょう。
【スタート】西武秩父線・横瀬駅
【8:52】西武秩父線・横瀬駅に到着。トイレを済ませ、靴紐を結びなおして出発。地下道を潜り羊山公園を目指します。
羊山公園の芝桜の丘!パッチワークが満開
【9:10】
横瀬駅から20分弱で羊山公園・芝桜の丘に到着!芝桜が満開ヽ( ̄▼ ̄*)ノパッチワークのように咲き誇っています。
蒼い子もいます。
秩父の象徴!武甲山とともに。見頃に訪問できて大喜び♪
羊山公園をあとにして、琴平丘陵ハイキングコースへ向かいます。ちちぶマルシェ(期間限定)方面、ふれあい牧場の白い柵を進み、左折しましょう。
▼武甲山に登山した記事

迂回しながら、木漏れ日の登山道を行く
英養蜂園さんが、軒先販売していたから小さめのひと瓶を購入。たぶん左奥に映っている巣箱でミツバチたちが働いていると思われます。
【10:00】昔はここから登れたであろう「武甲山入口」。右後ろに進みます。が、伐採作業中のためそこは進めず。
迂回路を進みます。道には伐採中であろう木材が積んでありました。
「ハイキングコース」かよ!とツッコミいれつつ急坂を登ります。
山の神にお参り!大山祇神
【10:28】シャガと大山祇神。調べたところ「大山祇神(おおやまつみのかみ)」は、山をつかさどる神なのだそう。「古事記」によると神産みにおいて伊邪那岐命(イザナギノミコト)と伊邪那美命(イザナミノミコト)との間に生まれそうな。
ツツジもキレイに咲いていました。
お地蔵様とツツジ
長者屋敷跡には東屋があるよ
【10:36】長者屋敷跡に到着。こんな辺鄙なところに長者屋敷があったんだ。
修験道・山岳信教の名残?大仏座像
【10:48】奥にちらっと見える、あの階段を登ります。登りきると、もうひとつ別の階段があります。
修験道の修行の場になっていたらしい小屋
このような山奥に、お花を握りしめた大仏さまがっ。
秩父は昔から山岳信仰が盛んだったので、山のあちこちで名残を見ることができます。
札所26番 萬松山円融寺の奥の院:岩井堂
【11;05】岩壁につくられ、正面の谷間に向け舞台造りに架構されています。よくこのような場所に、このような建造物をつくりましたよね。
もし、護国観音、大淵寺にお参りする気がなければ、レゾナック、円融寺に下りていくコースもあります。
影森エリアを見守る護国観音
【11:28】護国観音さまの足元に到着。写真では伝わらないかも知れませんが、偉大です。護国観音さまの見守っているであろう眺めも素晴らしかった。
▼秩父のもうひとつの観音さま!芦ヶ久保大観音

あとは、大渕寺にお参りをと思っていたら、注意書きがありまして。ここに来るまでも何箇所か見かけたのですが…
ハイキング、登山の途中に神社やお寺を訪ねるのが好きなので、この手の案内があると困惑します。
「お寺を素通りするひとがいるのか!」と驚きです。前出の岩井堂では中年女性4人組が「大渕寺で『お寺だから静かにしてください』と厳しめに言われた」と大きな声でおしゃべりしており。岩井堂もお寺の奥の院です。悪気はなくとも、自覚もないのかな?
そういうお寺や神社での礼儀や、立振る舞いは「言わなくてもわかること」ではなくて「言って分かってもらう努力をすること」になってしまっているのかも知れません。そうした積み重ねで、こうした警告が置かれるようになったのでしょう。
自分も何かやらかしてないか?我が身を振り返りました。
【下山メシ】蕎麦いんなみさんで天せいろ
影森駅近くにある蕎麦いんなみさんで、天せいろをいただきました。国産そばを自家製粉し、手で捏ね、手で延し、手を使って包丁で切っているそうな。天ぷらは、抹茶でいただきました。
【ゴール】秩父鉄道・影森駅
【12:39】秩父鉄道・影森駅に到着。4時間弱で琴平丘陵ハイキングコースをまわれました。「ハイキング」言うても、修験道の山伏たちが修行をしていた場も通ります。多少キツイ場所もあるので覚悟をしておきましょう。
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